外壁塗装と屋根塗装を同時に行うメリット・デメリット

公開日:2025/02/10 最終更新日:2025/05/08
メリットデメリット

外壁塗装と屋根塗装を同時に実施することには、コストを抑えられるなど、多くのメリットがあります。一方で、まとまった費用が必要になることや工事期間が長くなるといったデメリットも考慮しなければなりません。この記事では、外壁塗装と屋根塗装を同時に行うことのメリット・デメリットを詳しく解説します。

外壁と屋根を同時に塗装するメリット

外壁塗装と屋根塗装を同時施工には、主に3つのメリットがあります。

費用の節約

費用の面で大きな節約につながります。塗装工事を実施する際には、作業のために足場を設置する必要がありますが、足場の費用は全体費用の約20%を占めることが一般的です。

足場の設置費用は1平方メートルあたり約800〜1,200円が相場であり、一般的な30坪の戸建て住宅では、足場だけで13〜20万円ほどかかることもあります。

外壁塗装と屋根塗装を別々に実施した場合、この足場費用を2回分支払わなければなりませんが、同時に塗装すれば1回分の費用で済み、コストを大幅に削減できます。また、塗料の飛散を防ぐためのネットの設置費用も一度で済むため、さらなる節約が可能です。

手間の節約

時間と手間を大幅に削減できる点も、大きなメリットです。外壁塗装と屋根塗装を別々に行う場合、それぞれの工事のたびに、業者と見積もりの取得や塗料の色の選定、スケジュールの調整を実施する必要があります。

しかし、同時に工事を進めることで1回にまとめられ、工事の進行もスムーズです。さらに、工事期間が短縮されることで、足場の設置期間も短くなり、生活への影響も最小限に抑えられます

色の自由度が増す

外観デザインの自由度が増す点も魅力的です。外壁塗装のみ、または屋根塗装のみを単独で実施する場合、既存の色に合わせて塗料を選ぶ必要があるため、選択肢が限られます。

しかし、同時に塗装する場合は、外壁と屋根を一緒にデザインできるため、色の組み合わせを自由に決めることが可能です。たとえば、これまでのイメージを一新し、家全体の雰囲気をがらりと変えることもできるでしょう。新築のような仕上がりを実現できる点は、同時塗装を検討するうえでの大きな魅力でしょう。

外壁と屋根を同時に塗装するデメリット

外壁塗装と屋根塗装の同時実施は、多くのメリットがありますが、デメリットも存在します。ここでは、主なデメリットを2つ紹介します。

まとまった資金が必要

一度に負担する金額が、かなり高額になる点が挙げられます。同時に施工する場合、一度にまとまった費用が必要となるため、資金計画をしっかりと立てる必要があります。

外壁または屋根のどちらか一方のみを先に施工し、後からもう一方を実施する方法であれば、一度に大きな出費をする必要がないため、一時的な家計負担を軽減できるかもしれません。

ただし、別々に行うと足場の設置費用が二重に発生するため、長期的に見ればコストが増えてしまう可能性が高いです。そのため、トータルコストを抑えたい場合や予算の確保がむずかしい場合は、外壁塗装のローンを利用することも考慮するとよいでしょう。

工期が長くなる

工事期間が長くなることも、デメリットのひとつです。外壁と屋根を同時に塗装する場合、それぞれ単体で施工するよりも作業範囲が広がるため、工事日数が長くなる傾向があります。

一般的には、約2週間の工期が必要とされていますが、天候や塗料の乾燥時間、作業の進行状況によって変動することもあります。長期間にわたる工事は、日常生活に影響をおよぼす可能性があるため、事前にスケジュールを確認し、余裕をもった計画を立てることが大切です。

外壁と屋根の同時塗装の工事の流れ

外壁塗装と屋根塗装を同時に行う際の工事の流れについて、一般的なスケジュールに沿って説明します。

足場設営

1日目には足場を組みます。外壁塗装や屋根塗装は高所作業をともなうため、安全に作業を進めるためにはしっかりとした足場が必要です。足場が不安定だと作業効率が下がるだけでなく、事故の原因にもなりかねません。そのため、慎重に設置します。

高圧洗浄

2日目には、高圧洗浄を実施します。屋根や外壁の汚れやカビ、古い塗膜の浮きなどを取り除き、新しい塗料がしっかりと密着するようにするための工程です。

下地処理

3〜4日目は、下地処理を実施します。ヒビ割れた部分にはコーキングを施し、塗装面には細かい傷をつけるケレン作業を実施することで、塗料の密着度を高めます。

下塗り

5日目は、外壁の下塗りです。シーラーと呼ばれる下塗り材を塗布することで、塗料の剥がれを防ぎ、上塗り材の吸収を均一にします。傷みが激しい場合は、下塗りを2回行うこともあります。

中塗り

6日目には、外壁の中塗りを実施します。中塗りの段階から仕上げの色付き塗料を使用し、小さなローラーや刷毛で細部を塗った後、全体をローラーで均一に塗装します。

上塗り

7日目には、外壁の上塗り(上塗り2回目)を実施します。中塗りがしっかり乾いたことを確認し、仕上げとしてもう一度塗料を塗り重ねて、外壁の塗り作業は完成です。

屋根の塗装

8日目から10日目までは、屋根の塗装に移ります。作業工程は、外壁塗装と同様に下塗り、中塗り、上塗りです。スレート屋根の場合は、塗料が隙間を塞いでしまうのを防ぐために、縁切り作業を実施することもあります

点検

11日目には最終点検を実施します。塗りムラがないかを確認し、必要に応じて補修作業を実施します。

足場解体・清掃

12日目には足場を解体し、周囲の清掃を実施します。周囲に飛散した塗料やゴミを片付けることで、工事完了です。

まとめ

外壁塗装と屋根塗装を同時に実施することには、コスト削減や時間の短縮といったメリットがある一方で、まとまった費用が必要になることや工事期間が長くなるといったデメリットもあります。メリット・デメリットを正しく理解し、計画的に進めることが重要です。また、工事の流れを事前に把握しておくことで、スムーズな進行が期待できるでしょう。

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